僕の通っていた大学は、小さな大学でした。
特に、これと言ったウリもない地味な学校で、そんな環境の中、のびのびと学生生活を送らせていただきました。
卒業後、仕事を始めた頃、聞かれたので出身大学名を答えたところ、
「ああ、あの大学だったら、ロンドン橋落ちた、知ってるよね?」
と、30代後半の人が言う。
はあ?知りませんねぇ。何のことですか?
「えー、あの大学やったら、絶対知ってるはずなんだけどなー。もう、やってないのかな。」
いやぁ、少なくとも僕はやったことないですねぇ。ロンドン橋落ちた、は。
その後、『ロンドン橋落ちた』について、詳しく聞いた話を紹介する。
一本の通路を挟んで机とか椅子とかを積み上げる。
その積み上げた椅子や机の上に、通路にまたがう形で下半身裸の男性が、排便姿勢を決める。
男性が、机や椅子の山に架けられた橋になるのだ。
みんなで列を作って、ロンドン橋落ちた、を唄いながら、その通路を通り抜ける。
通り抜けたら、また最後尾に並ぶ。
つまり輪になって、しゃがんだ半裸男性の尻の下を通り抜けるのだ。
ぐるぐる回っているうちに、男性の出した排泄物が頭の上に落ちてきたら、負け。
なんじゃそれ!!
そんなこと聞いたこともないよ!!!
というか、そんな刺激的な大学に通ってみたかったよ!!
後にも先のも、『ロンドン橋落ちた』について聞いたのは、この時、この人から、だけです。
でも、何かのコンパの時に、うちの大学に来て、これを見て、そのビジュアルイメージが強烈過ぎて忘れられない、と言われていた顔は真顔でした。